―リアルな「家づくりケンカあるある」と、プロがすすめる解決法―

家づくりと聞くと、「夢が詰まった幸せな時間」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。ですが、実際に打ち合わせが始まると──「えっ、それ今初めて聞いたんやけど!」「なんで勝手に決めとるのー?」など、思わぬ方向に話がこじれる…なんてことも。

そう、家づくりは“人生で一番ケンカが増える時期”とも言われるくらい、夫婦の意見の違いが浮き彫りになるタイミングなのです。

今回は、よくある“家づくりケンカあるある”を交えながら、ドヒハウスが日々の現場で感じる「揉めないコツ」をご紹介します!!!


■ こんなにある!夫婦の意見がぶつかるポイント

家づくりの現場で私たちがよく見かけるのが、こんな意見の食い違いです。


● 収納 vs デザイン問題

奥さま:「収納は絶対多くして!生活感が出んようにしたい」
ご主人:「いやいや、せっかくなんやけスタイリッシュに見せたいやろー」
→ 実用性重視 vs 見た目重視の典型パターン。


● ガレージの大きさ問題

ご主人:「2台ビルトインにして、趣味スペースも取りたい!」
奥さま:「…そのぶん洗面所狭くなるけどいいん?」
→ ガレージ優先派と生活動線重視派のせめぎ合い。


● 親との距離感問題(二世帯 or 近居)

ご主人:「実家の敷地に建てようと思っとる」
奥さま:「え、それ、ちゃんと私にも相談してやー…」
→ 将来設計の温度差が明らかに。


● 内装の好み問題

奥さま:「壁紙はくすみピンクがええな〜」
ご主人:「俺はコンクリ打ちっぱなしみたいなのが好き」
→ 感性の違いが露骨に出やすいインテリア系。


■ 揉めないためのコツ、ちゃんとあります。

でもご安心ください。こうした意見の違いはどのご夫婦にもあること
大切なのは、「どう話し合っていくか」です。


1. それぞれの“譲れない条件”を先に書き出す

まずは「これだけは譲れない」というポイントをお互いに出し合いましょう。
夫婦で10個ずつ書いて、優先順位をつけてみるだけで、「意外とお互い同じこと考えてたね」となることも多いんです。


2. “好き”より“困る”に注目する

「どうしたいか」より「こうなったら困る」という視点から話すと、相手も受け入れやすくなります。たとえば、「キッチンは対面がいい」より「子どもの様子が見えないと不安」と伝えるほうが伝わりやすいですよ。


3. プロに“通訳”してもらう

第三者(設計士やコーディネーター)が入ると、お互いの希望を客観的に整理しやすくなります。
ドヒハウスでも「ご主人のこの希望はこう活かせそうです」「奥さまのここはこの間取りで実現できますよ」と両者の橋渡し役になることを大切にしています。


4. “家づくり会議”ルールをつくる

夜中や疲れているときに話すと、つい感情的になってしまいがち。
「家の話は夜9時以降NG」「迷ったら翌週に持ち越す」など、夫婦ルールを決めておくのも効果的です。


■ 夫婦で揉めたけど、大満足の家づくり

実際にご相談いただいたA様ご夫妻。
ご主人は「車とバイクの趣味を満喫できるガレージ」、奥さまは「家事動線がスムーズな間取り」がそれぞれのこだわりでした。

最初は「お互い譲れない!」と議論がヒートアップしていましたが、
最終的に「ガレージ横に玄関+室内にファミリークローゼット」という設計をご提案。

→ ご主人の趣味空間と、奥さまの家事動線が両立するプランとなり、
 「ケンカしてよかった(笑)」「納得して決められて満足!」というお声をいただきました。


■まとめ

家づくりの中で意見がぶつかるのは、「お互いが“真剣に考えている証拠」でもあります。
大切なのは、正解を押しつけることではなく、「どうすれば2人とも納得できるか」を一緒に考えること。

ドヒハウスでは、そんな夫婦の対話もサポートする家づくりを心がけています。
「ちょっと揉めてます…」というご相談も、ぜひお気軽にお聞かせくださいね。

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